などが頻繁に出てきます。苦手な方はぶっちんとプラウザを閉じて逃げてください。 ご注意!!
いや・・・その・・・。調べていたら、あまりにも現実過ぎて萌なかったので、大幅に脚色してます!(アホ) |
どさりと音を立ててイルカ先生をベッドの上に転がす。 乱暴なオレの態度に彼は戸惑い、眉根を寄せてこちらを見てくる。まるで捨てられた仔犬のようなその瞳。じわりと広がる熱にオレは軽く身震いをする。 同僚の男と話していたことを教えようとしないイルカ先生。オレはあの後、掻っ攫うように彼を抱えてアカデミーから連れ去った。彼の仕事が残っているかもしれないと頭の片隅で思ったが、どうしようも出来なかった。 オレの自宅にイルカ先生を連込んで、有無を言わさず寝室へ直行。放り投げるようにベッドに落とせば、彼はようやくオレの怒りを悟ったようだ。 「カカシ先生、あ・あのですね・・・。」 オロオロとベッドの上で狼狽えるイルカ先生。あぁすっげぇ可愛い。オレは無表情を心がけながらそんなことを考える。渦巻いている嫉妬心を押し上げようとする嗜虐心。やっぱりこの人はオレのために存在するのだと思えてしまう。 「ねぇ、教えてくれないんですか?」 「だ、だから。教える程のことじゃないんです。」 目を逸らしながら言うイルカ先生。こんなに頑なに隠し事をされるのは初めてだ。まさか本当に浮気でもしてるんじゃないかと心配になってくる。 「浮気?」 「なっ!そんなわけないでしょう!!」 真っ赤になって怒鳴ってきたイルカ先生に、オレは少なからずホッとした。まぁ、この人にそんあ器用なこと出来るとは思わないのだけれど、だからこそ心配な部分もあるのだ。 この人、無意識に男を誘うから。 「信じてくれないんですか・・・?」 「信じますよ。でも、どっちにしろお仕置きは決定です。」 「アッ・アンタなぁ!!」 流石に暴れ出した彼をオレは体重をかけて押さえ込み、ベッドサイドの棚から麻縄を取り出す。イルカ先生はぎょっとした。まぁ、そうだろうな。 「なんでそんな物が入っているんですか!」 「だってオレの部屋ですし。イルカ先生暴れるし。」 当たり前です!と彼は叫んでいたが、オレはきれいに無視をし、素早く彼の両手首を一纏めに縛り上げた。後ろ手に縛っておき、ぐっと脚を左右に開かせる。その体勢はイルカ先生に羞恥を与え、彼は頬を染めて睨んできた。 あー、ゾクゾクするねぇ。 「ほ、解いてください・・・!」 「ダァメ。あぁ、安心してください。ちゃんと縄は手入れしてあるので、跡とか残りにくいですよ。」 彼はそんな心配なんてしていません!と怒鳴ったが、これも無視。枕を二つほどイルカ先生の腰に捩じ込み、背凭れにさせて座らせ、オレは躊躇なく彼の股間に顔を埋めた。 「ちょっ!カカシせんせっ・・・!」 驚きの声が頭へと降り注ぐ。今まで、こんな風に直接の刺激を行き成りすることはなかった。いつもならば口付けから始まり、焦らすように胸への愛撫へと続かせる。でも今回はそんなことどうでもいいのだ。今夜はオシオキするって宣言しているんだしね。 「浮気してないか、調べないとね。」 「浮気なんてしてな・・・っひっ・・・!」 抗議の言葉を遮るように、オレは彼自身をズボンの上からはむりと銜えた。イルカ先生はもちろん言葉を詰まらせ、眉根を寄せる。 「ゃ・やめ・・・っ。」 布地の上から執拗に舌を辿らせ、彼の形を確認させる。唾液で色を変えた部分がクッキリと欲望をかたどり始め、イルカ先生は羞恥に顔を赤らめる。嫌だというように腰を捩じらせるのを力で捩じ伏せ、かぷりかぷりと歯を立てて噛んでやる。イルカ先生は「ひっ、ひっ」としゃくり出した。 ホント、感じやすい身体。 オレは嬉しくなって、密かに笑った。そんなこと気付く余裕のないイルカ先生は、ただ小さく「やめてください。」と繰り返す。その表情は親とはぐれた子供のように頼りない。他の奴らならば庇護欲を掻き立てられるのかもしれないが、オレが感じるのは昂った欲情だ。 「すごいねぇ。イルカ先生のエッチなところ、どんどん大きくなってきてますよ?」 「・・・っつ・・・!」 オレが吐き出した言葉に、イルカ先生は悔しそうに唇を噛む。しかしオレはそれを悟りながらも、膨らんでいく部分を甘噛みしていく。特に先端部分をちょっと力を入れて噛んでやると、イルカ先生は堪らず甘い吐息を吐いた。 「ンン・・・っ、い・やだ・・ぁ・・・。」 「唾液でべとべとになっちゃいましたねぇ。セーンセ。気持ち悪いでしょ?ズボン脱ぎましょうか。」 「やっ!」 恥ずかしがる彼のズボンを下着ごと引き降ろそうとする。イルカ先生は縛られている手を必死動かして止めようとするが、もちろん無駄な動きになるだけだ。 「うわぁ・・・すっごい。先生の糸引いちゃってますね。」 「み・見ないでください・・・っ!」 下着を引き降ろすと、彼自身と布地の間に透明な糸の道を作った。オレの唾液だけで、こんなことになるとは思えない。こんなにも感じやすい身体になってしまったイルカ先生。可哀想にと思いながらも、オレは笑みを止める事が出来ない。 オレのために変わった。 オレのためだけに存在するいやらしい身体。 「美味しそう・・・。」 オレは思わずうっとりと呟いてしまった。イルカ先生はさらに赤くなり、きゅっと目を瞑る。その姿に欲情を煽られて、オレは熱を含んだ声でイルカ先生の耳朶を擽った。 「イルカ先生。この美味しそうなオチンチン、オレ以外に見せてないよね?」 「何言って・・・!」 「イルカ先生のオチンチン剥いたの、オレが初めてだよね?」 羞恥これに極まり。とでも言うように、イルカ先生は真っ赤になって固まってしまった。目にはたっぷりと涙を溜めている。もちろんオレは、こんな質問をして彼が答えられる訳無いとちゃんと知っている。まぁだからこそ、する価値があるっていうか。 だって、浮気調査だし?お仕置きだし? そんなのただのいい訳だ。オレは口角を持ち上げたまま、イルカ先生自身をきゅっと握った。途端に彼の身体が跳ね上がる。 「ひゃっ!」 「答えられないって事は、他の男にもココ触らせたってことですか?」 意地悪気に言ってやると、イルカ先生はぶんぶんと頭を振って否定してきた。もうまともにしゃべれないのかもしれない。オレはくすりと忍び笑いを洩らし、彼自身の先端をくりっと捏ねる。 「ぁ・あ・っ!」 「じゃあイルカ先生のオチンチンは、オレ以外触ったことないんですね?」 「んっ・んっ!」 否定した時と同じように激しく上下に首を振り、肯定を示す。オレはニッコリと微笑んで、イルカ先生の鼻の傷に口付けを落とす。彼は少しほっとしたように瞳を潤ませた。 「オレねぇ、イルカ先生のオチンチン弄るの大好きなんです。ねぇ、今日もオレがオチンチン剥き剥きしていいでしょ?」 ワザといやらしい言葉を使って聞いてみると、イルカ先生はぐっと身体を硬くした。 先生はセックスをとても恥ずかしがる。 その原因の一つはイルカ先生の性器だ。 彼の性器は子供の姿のままで、性的興奮を感じても先端部分を外気に触れさせることが出来ない。 同じ男としてそれは酷いコンプレックスになることは分かっている。けれどオレは、そんなイルカ先生自身が可愛くて仕方ないのだ。そして酷く優越感を感じさせてくれる。そのコンプレックスの元凶をオレに見せ、触れさせ、委ねてくれるのだから。絶対の信頼を感じられ、オレは彼と身体を重ねるたびに、恐ろしいほどの快感に襲われる。 つまり身体の相性抜群ってトコ。 あぁ楽しい。あぁ気持ちがいい。そんなことばかり考えさせてくれるセックス。加えて確かな愛情も感じられる。 手放せるわけが無い。 「・・・て・くださ・・・っ。」 イルカ先生はぽろぽろと涙を流し始めた。羞恥が涙腺を壊したのだろう。彼からの言葉を貰わないと、オレは決して満足しない。先生はそれを知っている。だからイルカ先生はオレが望む言葉を必死に紡いでくれる。 今日も真っ赤になって泣きながら、オレを満足させようとしている。 「お・ち、んちん・・・むい・てくださ・・・っ!」 あぁ、あぁ・・・!!その表情。 それだけでイッちゃいそうだ。 オレは興奮のままベロリと上唇を嘗め、またもや棚から道具を取り出した。 あんまりにもイルカ先生が可愛いから、今日は無茶しそう。 「カカシ・せんせ・・・?」 「暴れちゃだめですよぉ?」 オレが何をするのか分からないイルカ先生は、涙を溢れさせている瞳で不思議そうに見詰めてきた。あのねぇ、そんなカオするから虐めたくなるんでしょうが。そんな理不尽な事まで考える。 棚から取り出したのは忍具の千本のような長い針。もちろん先端は丸くなっており、傷付けるような物ではない。どこで買ってきたかを教えたら、きっと怒るだろうな。 針に満遍なくローションを塗りたくり、オレはそっとイルカ先生自身を手に取った。そして先端の肉とそれを覆っている皮の間に針を挿し入れる。イルカ先生はその衝撃に目を見開いて悲鳴を上げた。 「いっ!ひぃ・・・!!」 「はっ・・・すげぇ・・・。」 瞬間、ぷちゃりと先端の穴から透明な先走りが溢れ出した。まるで噴水のように湧き上がってはオレの手を濡らす。敏感な先端に固い針の感触は、痛みと紙一重の快感を与えているのだろう。余っている皮と亀頭の間を一周するように針を動かしてやと、イルカ先生は身体全体を痙攣させた。 「ぁあ!!あ――!!」 「ふふ。皮も剥かれてないのに、イッちゃうの?」 先生は泣き喚きながら、針から逃れようと身体を捩る。大事な身体を傷付けては元も子もない。オレはまたもや麻縄を取り出し、太股とふくらはぎを一つ纏めになるように縛り上げる。 ごくり。 オレは情欲に喉を鳴らした。 後ろ手に縛られ、大股を開き、脚を閉じられないようにされたイルカ先生。 背凭れにしていた枕は、もう機能を果たしていない。まるで玩具のようにころんとベッドに転がり、快感と苦痛に泣き喚いている姿は、まさにオレの理想だった。 「あぁ・・・可愛い・・・。」 ゆったりと髪を撫でると、それすらも刺激になるのか。イルカ先生はひぃひぃと荒い呼吸をする。辛いと鳴く彼に、それでもオレは手を止めない。いや、止められないのだ。 もう一周。くちゃりと針を一周させた。 「――!!」 声にならない悲鳴を上げて、彼は頂点に達した。快感の名残が弧を描いて彼の腹へと降り注ぐ。その様子に重くなっていたオレ自身がさらに重量を増した。 「ねぇ・・・今日話していたアイツ。名前くらい教えてくださいよ。」 「ハッ・ハッ・・・!ヵカし・・・っ!」 オレの声が届かないのか。イルカ先生は瞳を虚ろにさせ、必死にオレの名を呼ぶ。健気なその姿に先程まであれほど膨らんでいた嫉妬心は萎え、代わりにさらなる加虐心を呼び起こされる。 オレって性質悪ぃ。 にやりと笑み、小さくなった彼自身を再び手に取る。引っ掛っている針を皮から抜き取り、精液が着いている針を清めるように嘗める。もちろん彼の味がして、ますます興奮した。その様子を見、イルカ先生は力なく「やめてください。」と訴える。恥ずかしがり屋だねぇ。 「ねぇ、教えてくれないの?」 「な・なに・・・を・・・?」 やっぱり聞えてなかったか。オレは笑みを深くした。イルカ先生はオレの質問が聞えていなかったのだから、答えることが出来ない。そんなこと分かっているのだけれど、それを逆手に取ってやる。 だって、もっと可愛いイルカ先生見たいんだからね。 「イルカ先生は意地悪ですね。それじゃあ、言いたくなるまでお仕置きしなきゃなりませんねぇ。」 「えっ?なっ、いやだ・・・!」 抗議を聞えなかった事にし、オレはぱくんと先生自身を口内へ含んだ。達したばかりの敏感なソコは、すぐに力を取り戻す。オレは舌と唇を使って器用に皮を下げ、完全に先端を表へと導き出す。イルカ先生は快感に身悶えた。 「ぅ・っ・・・あっ・ぁっ!」 「今度はココ、虐めてあげますからね。」 つっと針を滑らせ、先走りを生み出している小さな口へと針先を当てる。イルカ先生はオレが何をするのか予想したらしく、サッと顔色を悪くした。怯える姿がオレを昂らせる。 「やっ!いやです・・・!無理・・・っつ!!」 「可愛いお口に食べてもらいましょうねぇ。」 つぷりと小さな抵抗を残し、針を尿道口へと侵入させた。 「や――ぁあ・・・!!」 傷付けないようにゆっくりと奥へと刺し入れていく。イルカ先生はびくびくと身体を跳ねさせる。刺激が強すぎたのか、声はあまり出ていない。ぱくぱくと酸欠の魚のように口を開閉している。 「あぁ、上手に食べれましたね。いい子だねぇ。」 「あ、ぁひっ・・・ひぃ・・・!!」 ある程度まで刺し入れた後、焦らず針を引き抜いていく。尿道を出し入れする異物。縛られ、常識外の場所へ異物を挿入され、嬲られる。 異常な性行為を強いるオレの事を、この人はどう思っているのだろう。 最初は悩みもしたけれど、もうそんなこと考える事もしなくなった。 イルカ。 オレのイルカ。 変えてあげる。 オレじゃないと感じない身体にしてあげる。 その身も心も全部。 全部全部全部! 「オレがしゃぶり尽くして喰らってやろう。」 「あっ!ッカ・カカシ・・・さっ!」 ぐちゃっと勢いつけて針を衝き立て、引き抜く。イルカに見せ付けるように尿道を犯していく。イルカ先生は自分の身体の変化にただ驚いているようだった。 「イルカ、気持ち良いんでしょ。」 「やだぁ・・・・!そ・んなとこ、い、じらないでくださ・・・っ!」 「どうして?おしっこの穴、気持ち良いでしょ?」 「で・ちゃ・・・っ!」 「ん?」 イルカの異常なまでの抵抗に、オレはちょっと動きを止めてやる。見るとイルカの下腹がひくりと震えていた。その様子に事情をすぐさま感じ取る。 「いいよ、出して。」 「ち・ちが・・・っ!」 イルカは弱々しく訴えてきた。自分が吐き出しそうなのは精液ではないと戸惑いながら、口にする。オレはそれを鼻で笑ってやった。 「そんなこと分かってるに決まってるでしょ。」 「あっ・ダメです・っ!」 そして、くりゅんと針を回してやった。イルカの腹がびくりと跳ねる。射精感と排尿感は似ているし、同じぐらいの快感も伴う。こういう場所を攻めていたら、当然と言えば当然な結果だ。 「オレがイルカのこと分からないわけ無いでしょう?」 「ト・トイレ・・・!」 「ダメ。ここでしなさい。」 オレの言葉にイルカは言葉をなくし、次の瞬間暴れ出す。しかしオレはそんなこと許さない。さらに針を動かし、洩れ出る体液を舌で嘗め取る。ついでとばかりに腹を押してやると、イルカはがくがくと脚の付け根を震えさせた。 「いぁあ・・・!も、出る・・・ッ!」 「いいから、おしっこ出していいよ。」 「見ないで、くださ・・・っ!」 「全部見てあげる。」 ギリギリまで針を挿入し、一気に引き抜いた。針は体液を纏わせながら引き抜かれ、イルカの身体が固まった。時を止めたように一瞬動きを止めたと思ったら、次の瞬間ぷしゃりと熱い尿を噴出した。 「ひっ・あぁあ・・・!!」 ぱしゃぱしゃと水音を立てて、失禁するイルカ。その欲情的な姿を見てオレは我慢できず、自分自身を引きずり出した。 「あっ・あ・・・。」 「イルカ・・・。」 オレは放心しているイルカを見詰めながら、ローションを自分自身に垂らし、塗りつける。そして染みが広がる掛け布団を構わず踏みつけて、彼の秘所へと自身を押し付けた。 「オレのも上手に食べなさいね。」 「・・・!痛っっ・・・!!」 ぎちりと慣らしてもいない最奥へと自身を捩じ込む。いつものように指や舌で慣らしてからの挿入ではないので、イルカは痛みに身体を硬直させた。 本当はちゃんと慣らして熟させたかったのだけれど、押さえ切れなかった。 突っ込んで揺さぶって鳴かせて泣かせて奥の奥までオレで満たしてしまいたくて。 無理矢理の挿入にイルカは泣き震えている。オレはそれに構わず腰を蠢かした。イルカの弱い部分を重点的に擦ってやると、少しずつイルカの緊張が緩んでくる。 「イルカ・・・ねぇ・・・。」 「あっ・あっ・・・!!」 快感を追い始めたイルカの身体を貪りながら、オレはそっと、しかし強靱にイルカを縛り付ける事を考える。手足を縛った縄ではなく、オレ自身で。 「イルカは誰のオチンチン食べてるの?」 「ひっ・ひぁ・・・んん・・・!」 「ホラ、ちゃんと答えて。」 腰を打ちつけながら、大きく膨らんだイルカ自身を擦ってやる。イルカは快感に呂律が回らなくなってきている。これぐらいになると彼の羞恥はかなり薄くなっていて、素直に答えてくれるのだ。 「か・ぁし・・せんせ、のぉ・・・。」 はふはふと一生懸命息継ぎしながら答えるイルカ。無くなってたと思っていた嫉妬心はやはり残っていたらしく、オレを安心させて欲しいとただ叫んでいた。 「オレのしかいらないよね?」 「ぃ・らなっ・・・カカシさんの・・・しかぁ・・・!」 はっはっと、オレの息も上がってくる。熱い。熱くて気持ちよくてたまらない。イルカで一杯になっていくのを感じ、オレは満たされる快感に夢中になっていく。 「イルカは誰のものだっけ?」 「カカシ、さんので・すぅ・・・!」 「イルカのお尻の穴は、何をごっくんするとこ?」 「ひっ・あっあっあぁ・・・っつ!」 虚ろな瞳。熱く熟れている吐息。滴る汗。オレのも彼のも重なって、飽和していく。絶頂が近い。 「イルカ?」 「カ・カカシさんの・・・っ!」 満たされる。 彼はオレのモノだと確信できる。 「カカシさんの・・せーえき・ぃ・・・!」 「ふふ、零しちゃだめですよぉ?」 オレは力の限り彼を抱き締め、オレ以外知らない場所へと激情を注ぎ込んだ。それと同時にイルカもオレの腹へ熱を吐き出す。イルカは射精の感触に怯え、ぎゅっと目を閉じる。しかし慰めるように口付けると、彼は小さく微笑んでくれた。 「イルカ・・・。」 「んっ。」 口付けながら、ゆっくりと縄を解いていく。自由になったイルカは、すぐさまオレを抱き締めてくれた。オレはそれが嬉しくて、ゆるりと腰を動かす。 「えっ・カカシさ・・・ッ!」 「もう一回・・・ね?」 「ひゃっ・あっ!」 「今度は優しくするから。」 「ん・ん・あ・・・!」 沸きあがった熱は、どうやらまだまだ引きそうにない。オレは再びイルカを強く抱き締めた。
ごん! と盛大な音が寝室に響き渡った。 散々抱いた後だというのに、イルカ先生の鉄拳の威力は変わらない。オレは上半身裸のまま、頭を押さえて床に突っ伏した。イルカ先生は真っ赤に頬を染めて、次の鉄拳の準備をしている。シーツを全身に纏ったままの艶めかしい姿なのに、オレは襲うことも出来ないでいる。 「このっ!」 「わー!!ごめんなさい!!」 上忍も平伏すだろう拳の威力に、情けないがオレは逃げ惑った。イルカ先生はそんなオレの姿を見て、「もう二度とあんなことしないでください!」と叫ぶ。 「あんなことって、尿道プレイ?それとも縛り?それともー・・・。」 「カカシさん!!」 「ぎゃー!!」 ごんっと再び鈍い音が響く。しかしオレも負けていられない。痛む頭を撫でながら、キッと彼を睨んでやった。 「イルカ先生だって悪いんですよ!?オレってものがいるのに、他の男といちゃついて!!」 「だ、誰がいちゃついてますか!」 「しかも相手の男の事、教えてくれないし!!」 「それは・・・!」 恨みがましく睨み続けると、イルカ先生は唇を噛んだ。しかしオレの様子に、しぶしぶとだが折れてくれたようだ。ぽつりと話し出す。 「アイツは・・・オレの同僚で・・・。」 「そんなこと、分かってます。」 「名前は刀野ハサキ!!」 「とうの?」 その苗字を聞いて、オレは驚いた。イルカ先生は真っ赤になっている。 「あなたが贔屓にしている鍛冶師の息子なんです。」 「・・・。」 「ハサキは親父さんの跡を継がずに教師になりました。でもハサキの息子が跡を継ぐそうです。・・・カカシ先生が贔屓にしてるって分かったから・・。」 「イルカ先生。」 「オレ無理を言って、ハサキの親父さんに造ってくれるよう頼んだんです。」 真っ赤になった顔を見せまいと、イルカ先生はしゃがんで蹲ってしまった。オレはくすぐったさと幸せな熱に包まれて、柄にもなく照れてしまっている。 「快く承諾してくれて、出来上がったら連絡をくれるって・・・。」 「ありがとう。」 蹲ったままのイルカ先生を抱き締める。廊下で見た場面は、こういうことだったのかと納得でき、オレはようやく安心できた。 晴れ晴れとした気分で、汚れた布団を片付ける。イルカ先生は複雑そうな顔をしながらオレを手伝ってくれた。 「ほ、本当にもう二度とあんなことゴメンですからね!!絶対しないでくださいね!」 「・・・はぁ・・・まぁ・・・善処します。」 反省する気無しの返事に、イルカ先生はひくりと引き攣り笑いをする。オレは慌てて機嫌を取るように「忍具出来上がったら、一緒に取りにいきましょうね。」と猫撫で声で言った。もちろんイルカ先生は嬉しそうに「はい。」と言ってくれたが、鉄拳は止まってくれなかった。 ごん!という三度の轟音が響いた。 まぁ・・・これも愛故って、ね?
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