「あっ!」 ばさりと掛け布団がベッドから落ちて、床に広がった。 その様子をイルカ先生は焦ったように見、声を上げる。オレは寝ていた体勢と同じように、イルカ先生を後から抱き込んだまま身を起こした。ベッドヘッドを背凭れにして座ったオレは、すぐさまイルカ先生の両膝を開き、開脚させる。イルカ先生はぎくりと身体を固くした。 「先生の、もう大きくなってますね。」 「っつ・・・!」 開脚させられた股間を覗き込まれ指摘され、イルカ先生は息を呑んだ。どうして急に身体が興奮状態になったかは分からないが、どうしようもないのだろう。だから恥ずかしいけれど、オレには逆らえないのだ。 「エッチしていいよね?」 先ほどの質問をしてみると、イルカ先生は困ったように唇を噛んだが小さく頷いた。その様子にオレははゾクゾクする快感を感じる。悔しそうに恥ずかしそうにする彼の姿は本当にソソルのだ。もう今すぐにでも突っ込んで、ぐちゃぐちゃにしてやりたくなる。 「イルカ先生、脱がせるよ?」 「っつ・・・!」 初めから恐がらせては、元の木阿弥。オレは最初は優しい言葉を心がけた。息を呑んだイルカ先生のパジャマへ手をかけ、ゆっくりとズボンを脱がせる。恐がらせたいわけではないけれど、これからセックスをするということを分からせるために、ゆっくりと。 「やっ!」 「引っ掛っちゃったね。」 下着ごと脱がせていると、案の定起立している先生自身に布地が引っ掛った。可愛いその様子にくすりと笑うと、彼は真っ赤になってしまい、恥ずかしそうに顔を背ける。オレは思い切りズボンを引っ張って、一気に脱がせた。すると彼の欲望は引っ張られた反動で、ぷるぷる左右に震えながら顔を出した。 「ふふ。可愛いねぇ。」 「ひぅ・・・っ。」 揺れている先生自身を見詰めながら、耳朶を齧ってやる。その刺激にイルカ先生は小さく悲鳴を洩らした。そして直ぐにパジャマの上着を下へと引っ張り、股間を隠そうとする。 「隠しちゃダメでーすよ。」 「み・見ないでください・・・!」 初めて抱いた時も必死に隠していた。 「どうして?オレは可愛くて大好きなんですよ?」 「嫌ですっ!」 ぎゅうっと眼を瞑りながら、一生懸命隠すイルカ先生。その姿がオレを煽っている事を分かっていないのだろう。オレはムクムクと湧き上がってくる嗜虐心を抑えるのに必死になっていた。 彼が自身を隠す理由は簡単だ。 「ねぇ・・・先生の剥きたいな。いいよね?」 「やだ・・・っつ!」 彼自身は未だ子供の姿のままなのだ。男としてそのことが強いコンプレックスになっていることは、よく分かる。そのことが原因で彼はオレ以外と性交をしたことがなかった。オレにとっては嬉しい事なのだが、イルカ先生にとってそのことがセックスに対する羞恥に輪をかけている。 しかしオレはそんなイルカ先生自身が大好きなのだ。 彼には悪いが、むしろこの方がよかったくらいで。 幸い彼の状態は真性ではなく仮性だ。性交やマスターベーションには不都合が無い。そうなるとオレの欲望を満足させてくれる愛しいものなのだ。 恥ずかしがる彼を宥めて、とろとろに溶かして・・・剥いてあげる。その行為にオレがどれだけ歓喜しているか。 オレって結構マニアックなんだねぇ。 顔には出さないように気を付けながら、オレは心の中で鼻の下を伸ばす。下着を脱がせただけで、泣きそうになっているイルカ先生は本当にオレの欲望を満足させてくれる。 アナタじゃないと、オレは気持ち良くなれないね。 「オレが剥くの嫌なんですか?・・・じゃあどうします?このまんまは辛いよね?」 「・・・ぅ・・・。」 もちろん先端を露出させた方が快感も倍増することをイルカ先生は知っているので、恥ずかしながらも最終的にはそうしてくれる。オレはいつもだったら宥めて優しく剥く行為までもってこさせるのだが、今回は薬も手伝っていると言う事で少し意地悪気に言葉を発した。 「じゃあ、イルカ先生。自分で剥いてみせてよ。オレに剥くとこ見せて。」 「なっ!」 逃げられないように、後から抱く力を強めて言ってやる。イルカ先生は思わずこちらを振り向き、オレの表情を仰ぎ見た。もちろんオレはニヤニヤといやらしい笑みを浮かべている。自覚もあるしね。だって抑えられなくなってきたんだよねぇ。 「ホラ、見ててあげるから。オチンチン手に持って、いらないところ下げましょうね。」 「カ・カカシせんせ・・・っ!」 オレは嫌がるイルカ先生の手を持って、彼自身を握らせる。イルカは信じられないものを見るように眉根を寄せ、いやいやと頭を振った。オレはこくんと喉を鳴らす。何て可愛いんだろう。 「自分でするのも嫌なの?じゃあ、オレがしてもいいですか?」 「んっ!」 言いながらパジャマの上着をたくし上げ、胸の飾りを弄ってやる。イルカ先生は胸も好きなんだよね。親指と人差し指で抓るようにきゅうきゅうと摘んでやると、我慢できず声を洩らし始める。 胸への愛撫に気を取られている隙に、オレは彼の股間へと視線をやる。勃ち上がったイルカ先生自身は、半分ほど出ている先端からすでに透明な体液を滴らせていた。カリリと乳首を爪で引っ掻くと、それに合わせてぷちゅっと先走りが滲み出る。 ほんっと感じやすいよね。オレのためにある身体みたい。 本人に言ったら殴られそうなことを考え、イルカ先生の手の上から自分の手を重ねて、彼自身を握った。びくびくと彼は身体を震わせる。 「ねぇ、どっちがいいんですか?オレがしてイイの?それとも自分で剥いてくれる?」 「やっ・やっ・・・!離してくださ・・・っ!」 先生の手と一緒に彼自身を扱き始める。素直じゃないイルカ先生を素直にさせるには、快楽に溺れさせるのが一番手っ取り早いのだから。コンプレックスから自慰もろくにしたことの無かった身体は、ちょっとの愛撫でさえ強い刺激になるようだ。現に彼は単調に手を上下させているだけで、とろとろになってきている。 あぁ、なんていやらしいカオしてるの。 「カカシ・せんせぇ・・・やだぁ・・・!」 その表情を見ていると、もう我慢なんて出来なくなって、オレはぐっとイルカ先生を引き寄せた。少し苦しい体勢で口付けて、彼の口内を堪能する。たっぷり濡れている舌を吸い上げてやると、先生はぐったりと身体を預けてきた。 「早く決めなさいよ。オチンチン剥いて欲しいよね?」 「あっ・ヵ・カシせんせっ・・・!」 「全部剥いて、真っ赤になってる先っちょぐちゅぐちゅされるの好きでしょう?オレの口でちゅうちゅう吸われるのも大好きだよね?全部してあげるよ。イルカ先生が好きなオレのお口で、いっぱい嘗めてあげる。ごっくんもしてあげるから。」 「言わないでください・・・!」 淫猥な言葉をわざと選んで口にしてやる。イルカ先生は真っ赤になって涙を流した。恥ずかしくて仕方ないのだろう。でもオレは見ちゃったんだよね。オレがいやらしい事を言うたびに、イルカ先生の欲望がピクピク反応したのを。 そうやって、オレにだけ反応する身体になっちゃいなさいよ。 「ねぇ、言ってください・・・。」 「アッ・も・・・オレ・・・ッ!」 達しそうになっている彼自身の根元をぎゅっと握る。塞き止められた欲望にイルカ先生は目を見開いて口をパクパクさせている。痛みを伴ったその行為に、背を撓らせた。 「ひぃぅ・・・!」 「オチンチン。オレに剥いて欲しいでしょう・・・?」 とどめとばかりに少し顔を出している頭をグリリと刺激してやった。イルカ先生は眼を虚ろにして、この無体から逃れようと・・・ゆっくりと唇を開いた。 オレが彼に望んでいることをイルカ先生はちゃんと知っている。 「む・て、くださ・・・っ。」 「聞えない。」 「おち・ん、ちん・・・っ!カカシ先生に、剥いて・ほし、です・ぅ・・・!!」 「いい子だねぇ。」 真っ赤になって、涙をボロボロ流して。必死になって、嗚咽を飲み込みながら。イルカ先生はオレに助けを求める。 オレは背骨から脳天に駆け上がった熱を持て余し性急に彼の身体を乱暴にベッドに沈め、抵抗される隙を与えず脚を左右に開かせた。 「いい子には、ちゃんとご褒美あげなくちゃーねぇ。」 興奮して上擦った己の声に内心笑いながら、オレはイルカ先生の灼熱を何の戸惑いもなく口に含む。ぱくりと先端を飲み込み、唾液を満遍なく滴らせる。先端から竿から、はたまた袋にまで唾液を送り込み、滑りを良くしてやる。イルカ先生はその行為にすら悶え、無意識にオレをそこから退かそうと髪を引っ張っている。 「あぁ、可愛い頭が出てきたよ?」 「うぅ・・・っ。」 唇を噛んで羞恥に耐える表情は絶品だ。一気に剥いても良かったのだが、誰が何をしているのかを教え込むために、オレは心とは裏腹にゆったりと行為を続けている。赤く充血している先端をゆっくりゆっくりと表に出していく。唇と指を使って皮を引き下げ、出てきたところをすかさず舌で愛撫してやる。イルカ先生の脚の付け根がブルブルと痙攣し始めた。オレはその様子にニヤリと微笑んだ。 「ふふ、イッちゃいそうなの?」 「アっ・やっ・・・だって・・・!」 ボロボロと涙を流しながら、彼は思わずオレを見てしまった。視界に己の性を貪る男を写してしまい、イルカ先生は怯える。 「逸らすな。」 「っつ!」 すぐに眼を逸らそうとするのを制止させる。乱暴な言葉遣いになってしまった自覚はあるが、どうしようもない。オレの情欲はそんなところまで来ているのだ。 「オチンチン剥かれてイッちゃうなんて、やらしい身体だぁね。」 「ひっ!?――やっ・あぁー!!」 その言葉と共に、最後まで一気に引き降ろした。その衝撃にイルカ先生は達してしまい、喘ぎを抑えきれずに声を上げて射精した。反り上がっていた彼の欲望から飛び出した白濁は、彼の胸を汚していく。忙しなく上下させる胸に濁った体液が流れる様は、普段の彼からは想像がつかないほど淫猥で、オレは猛った自分自身を持て余してしまった。 「センセ、先生・・・。ねぇ、すごくいやらしくて可愛い。」 うっとりとオレは囁いて、彼に覆いかぶさった。窮屈そうにしていた己自身を焦りながら取り出して、先生の口元に当たるように体勢を調整する。そう、オレは自分が上になって彼の股間に顔を埋め、下になっている彼の顔に丁度オレの局部がくるようにしたのだ。俗に言う69。 「やっ、カカシせんせっ・だめですっ・・・!」 「なんでダメなの?オレねぇ、早く先生の内に入りたいの。」 「だからって、そんなとこ・・・!!」 イルカ先生は目を白黒させながらも、何とかオレの行為を止めようと身体を捩る。オレはそれを体重をかけて止めさせ、舌を這わせ続ける。先生が言っている「そんなとこ」とは彼自身の事ではない。一度達して落ち着いている彼自身を通り越して、オレの舌先はそこよりも奥まった場所へと伸びている。 「こんな固く閉じちゃって・・・大丈夫ですよ、すぐにいっぱいお喋りする様になりますからねぇ。」 「やめッ・カカシ先生・・・!!」 閉ざしているソコを開かせるように、ねっとりと嘗め取る。オレを迎え入れてくれる場所は頑なだ。皺の一本一本を丁寧に舌先で辿り、唾液で潤していく。柔らかくなっていくのを確認し、指の腹で入口をなぞった。 「ぁ・ん・・・んんっ。」 唇を噛んで耐えているイルカ先生をちらりと盗み見し、オレはゆらりと腰を揺らす。当たり前だがオレのモノは充分に成長し切っていて、先生の体内に取り込まれるのをまだかまだかと待っている。オレはそれでも彼の負担を減らすために、ゆっくりと愛撫を施していった。 「あぁ、ぱくぱくお喋りしてきましたよ・・・?指入れてあげるね。」 「く、あっ・・・!」 舌で解きほぐしたところに、ゆっくりと指を侵入させる。入口を嘗めながらの侵入は、それほど抵抗無く入っていく。もちろん熟知しているイルカ先生の弱い部分を重点的に攻め立てるのは忘れない。 「あっ!アッ・アッ!!」 「すごいねぇ・・・。」 前立腺を指でコリコリと弄ってやると、イルカ先生は目を見開いて身悶えた。打ち上げられた魚のようにビクビクと反応し、オレの指をきゅうきゅう締め付ける。オレはさらに腰の熱を熱くさせてしまう。 「先生もオレのしゃぶってよ。オレも先生のオチンチン食べてあげるから。」 そう言って剥き出しになった先端をちゅうっと吸い上げた。イルカ先生は悲鳴のような喘ぎを上げて、背を撓らせる。 「ほら、早く。」 「やっ・あぁ・・・!できな・・・いぃ・・・!」 前と後を同時に愛撫されて、イルカ先生はただただ快楽に飲まれるしかない。オレはそれを分かっていて彼にオレ自身をしゃぶれと言っているのだ。無理だ出来ないと言う彼は、本当に可愛い。苦痛にも近い快楽は、彼を狂わせる。呂律が回らなくなっている唇で、一生懸命誤りの言葉を紡ぎ、オレに許しを請う姿がオレは大好きなのだ。 「出来ないの?オレは先生のペロペロできるのになぁ。」 「ごめ・っ・ごめんな、ひゃい・・・!」 「どうして出来ないの?」 「だ、だって・・・!カカシせんせ、がっ・弄るから・・・!」 途切れ途切れ、頑張って伝えてくるイルカ先生。優しくしたいのに、そういう姿を見ると出来なくなっちゃうんだよね。 彼が屈辱や羞恥で泣く姿は、オレの快楽を引きずり出すんだ。 「弄るってどこを?」 「っつ・・・!」 「言わないと分かんなーいよ?」 ニヤニヤ笑いながらイルカ先生を覗き込んでやる。先生は、悔しそうに眉根を寄せて、何て答えようかと困っていた。オレはまた言葉を促しても良かったのだが、今度は彼に最後まで言わせようと思い何も言わないで待つ。早くと目で急かしてみれば、イルカ先生は小さい声でだが答えてくれた。 「・・・お、お尻・・・に指入れるから・・・できな、です・・・。」 「お尻だけじゃないでしょー?」 「っつ・!――・・・オチ、チンも・・・嘗めるから・・・っ!」 ズキューン!という擬音語がピッタリだ。オレはそんな馬鹿なことを思いながら、イルカ先生に打たれた胸に思わず手を当ててしまう。何だってこの人はオレのツボを刺激しまくるんだろう。 最早犯罪ですよー。 「じゃあ先生は、オレの握ってくれてるだけでいーよ。オレが先生の分まで頑張っちゃうからねぇ。」 「えっ?あっ!アァッ!!」 ぐいっと尻の肉を左右に開いて、顔をそこに埋めてしまう。イルカ先生はオレのそんな行為に驚いて、嫌だとしきりに訴えてきたけど、そこは無視。 弱い部分をしつこいくらいに弄りながら、舌で優しく入口を嘗める。時折涙を流している先生自身にも愛撫を加えてやれば、先生は簡単に達してしまい、再び己の腹を汚していった。 そうなればイルカ先生は快楽に逆らえなくなってしまい、オレの言葉に従順になっていく。 それがまた凄く可愛いんだよねー。 「いっぱいくちゅくちゅしたから、先生のお尻柔らかくなりましたよ〜。ホラ、分かる?エッチな音してるでしょ?」 「あっ・あぁ・・・やぁ・・・っ。」 指を入れるたびにそこから、ちゅぷちゅぷと濡れた音が響き、先生の脚が痙攣を起こす。先生は必死になってオレの分身を握ってくれていたが、それすら出来なくなってきたようだ。 「ふふ、やーらしいなぁ。オンナのみたいにベチョベチョにして。ねぇ、先生。先生のココ、オレ専用にしていいでしょ?」 「はっ・はひ・・・っ、ひぃ・・・っ!」 「あぁ、早くオレのぶち込んでって訴えてきてる。ねぇ、欲しい?オレのマラぶち込んで欲しい?」 「やっ。やぁ・・・!カカシ、せんせぇ・・・っ!」 息も絶え絶えのイルカ先生。身体中オレのと自分の精液で汚して、顔も涙と涎でぐちょぐちょ。すごくすごく可愛いオレのイルカ。 オレは身体を起こして、先生の脚を肩に担ぎ上げた。腹に付くくらいに膝を持ち上げ、真上から先生を見詰める。イルカ先生はようやくまともに見れたオレの顔にほっとしらしく、小さく微笑んだ。 「っつ・・・!」 その微笑を見て、オレは理性の細い糸を引き千切った。 「カカシ先生・・・。」 この人はオレのモノ。 「挿れるよ?オレのイルカのケツにぶち込んで、ぐちゃぐちゃにかき回して、その腹にザーメン何回も注ぐからね。イルカのケツマンコがオレの形になるまで抜いてなんかやらないから。」 「あっ・あっ!」 「イルカのココは、糞するとこじゃないの。」 「イ・痛・・・ッ!」 「オレの精液飲み込むところなんだよ?」 「ひっ・ぃ・・・!」 一気に串刺しにしたオレは、イルカの身体が慣れるのを待たず腰を動かし始める。オレももう限界で、ただ彼の内に取り込まれたい想いでいっぱいだった。 「あっ!あーっ!!」 「っつ・いいねぇ。アンタのケツマンコ最高でーすよ。」 挿れると奥へ引きずり込もうとし、抜こうとすると締めて留まらせようとするイルカの内は、オレを快楽の底へと誘っていく。 オレはまるで初めてセックスを知ったガキの様に、夢中になってイルカの身体を貪った。そう。この身体を汚していいのはオレだけ。 オレだけのイルカ。 「あぁ、ホント最高。ねぇ、美味しい?オレの美味しいですか?」 ベッドがガタガタとうるさい位に音を立てる。汗を滴らせて、イルカの快楽に歪む表情を堪能しながら聞くと、イルカは涙を流し回らない呂律で一生懸命答えてくれた。 「お・いひぃ・・・です・ぅ・・・!カッカシ、せんせぇの・・・っ、おいひぃ・・・よぉ・・・!」 「オレも、イルカ美味しいよっ・!」 「あっ!・・・アァー!!」 剥き出しの先端を摘み上げ、最奥の奥まで欲望を突き入れた。その衝撃にイルカは叫びながら頂点に昇り詰め、オレも体内へと情欲を注ぎ込む。 「あ・ぅう・・・!いやだぁ・・・!」 ドクドクと腸内へ吐き出される射精感に慣れていないイルカは、手足をもがかせてその激流から逃れようとする。オレはそれをギュッと抱き締めて止め、何度も慰めるように口付けた。 「あ・ついの・・・やだぁ・・・!」 「だぁめ。オレのちゃぁんと飲み込むの。」 「カカシせんせぇ・・・っ!カカシ・・・ィ!」 「うん。大丈夫。イルカはオレのをちゃんとごっくん出来るかぁらね。」 怯える彼を抱き締めて、尿道の奥にある残骸も全てイルカの内へと吐き出す。 「カカシせんせ・・・っ。カカシさん・・・ッ。」 「イルカ。大好き。」 ぎゅっと抱き返されて、オレはようやく優しい気持ちを湧き上がらせる。背中を撫でながら口付けて嬉しさに微笑むと、イルカも微笑んでくれた。 「うーん・・・やっぱオレってSなのかなぁ。」 「は?・・・えっ・ちょっと・・・!?」 「可愛いイルカの笑顔見たら、また虐めたくなっちゃったんだぁよね。」 「む・無理です・・・!も、出来ませっ・・・!」 一度治まりかけた性欲が、むくむくと頭を擡げる。吐き出した精液の助けをかりて、ゆるゆると腰を動かしてみると、イルカはオレを信じられないものでも見るように見詰めてきた。 「ごめんねぇ。後一回だけ、付き合ってね。」 「うっ嘘だ!!」 「あ、正解。たぶん嘘ー。後・・・オレが満足するまで付き合ってね。」 ぎゃあとかいう色気の無い声を出して逃げようとするイルカ。 もちろんオレは簡単に捕まえました。 さてこの後何回頑張れるかな、なんて考えてみる。 まぁとりあえず。 イルカのお腹がパンパンになるまで頑張ってみましょうか。 「やっ・やだ・・・っ!」 「あぁ、そのカオも可愛いねぇ。」 「・・・!鬼――!!」 「んー、それも正解。」
「よぉ、カカシ。どうだ?欲求不満は解消されたか?」 「アスマ。」 上忍待機室でだらだらと愛読書を読んでいたら、これまた機嫌良さそうなアスマに声を掛けられた。オレは本を閉じて隣に座ってきたアスマを見てみる。髭熊はにこにこと笑っていた。 「おかげさまで。すっきりしましたよ。」 「そりゃあよかったな。」 「・・・お前も上手くいったようだな。」 「まぁな。」 にこにこ笑うアスマは気持ちが悪い。しかし昨夜の幸福は間違いなく彼のおかげなので、オレは何も言わなかった。 「イルカ大丈夫か?お前、はりきっちゃったんじゃねぇの?」 「今日は休んだよ。本当に立てないみたいでさぁ。」 「・・・。」 オレの答えにアスマは眉根を寄せた。だって仕方ないでしょ。犯れば犯るほど、あの人可愛くなっちゃってさ。止められなくなっちゃったんだよね。 「お前、それじゃ・・・また恐がられてダメなんじゃねぇの?」 「あ、それは大丈夫。」 オレはいそいそとベストの巻物入れから一枚の紙を取り出した。アスマに手渡すと、瞬時に目を見開く。一応、協力者に報告をと思って持ってきたんだよね。 「イルカ先生に血判してもらったの。これでオレは一生欲求不満とはオサラバだよ。」 「・・・お前、最低だな。」 アスマに渡した一枚の紙切れには「うみのイルカは、はたけカカシ好みの身体に調教されます。」と書いてあり、署名と血判が押してあった。これはオレの大事な宝物になっている。 「どうやったらこんなの承諾してくれんだよ・・・。」 ちょっと引き気味のアスマ。そうかね。最高の条件だと思うんだけど。 「昨夜な。もう出来ない、許してくれって言うから、これに同意してくれたら今夜はもうしないよって言ってあげたの。」 「・・・イルカ、中身読んでないだろ。」 「そうかもねぇ。」 カラカラと笑ってやる。アスマは可愛そうになんて呟いていた。でもお前も共犯なんだから、何も言えないでしょうに。 「さて、今日は早めに帰ってイルカ先生の看病してあげなきゃね。」 「・・・ご愁傷様。」 それってどっちに言ってんの。と聞くと、アスマはもちろんイルカにだとすぐさま返してきた。
END
後半はカカシ視点で書きました。 ありがとうございました!!m(_)m |
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